銃社会アメリカ

今日も 滅び行くアメリカの現状 と言うか 惨状についてです。

 

時々 取り上げてる

 

トランプ関連のニュースでは

 

トランプが どれだけ罪を犯しても

それを逃れるために 嘘につぐ嘘で 塗り固め

司法妨害しようが 死人を出そうが 

 

トランプの周囲とバックに

金と権力があるために 

何でもまかり通ってしまって 絶対に掴まらないのと同様で

 

 

今回取り上げる トピック

こちらの問題も

絶対に 解決しないでしょう。

それどころか ますます 酷くなるだろうと思います

 

これも 一重に

 

何が正当か?

とか

人命や生活の安全に何をなすべきか

 

ではなく

 

金と権力だけが 優先されるからです。

 

 

と言うわけで

 

今日の話題は タイトルにもあるように 

 

 

アメリカにおける銃問題について

 

今更感満載の話題ですけど

 

これ アメリカに留学すると

 

「ディベートの国アメリカ」

 

と言う事で 学部に関係なく

 

真っ先に やらされる ディベート練習の材料とかにも

よく使われる話題ですけど

 

銃規制をかけるべきかどうか?

賛否両論 各自の意見を展開していく なんて事は よくあります。

 

 

で アメリカ国内の 賛否両論は後で述べるとして

 

世界全体を見回した際

 

アメリカって言うのは

世界でも 希に見る銃野放し社会 なんですね。

だから 当然の結果として  銃による死傷者も 世界でダントツに多い。

 

これだけで↑ ディベート終わり。(爆)

普通に考えたら この一点で 即刻 銃保持なんて やめるべきなんですが

 

金と権力のしがらみで やめない。

 

なので

 

大學のディベート授業以外、実社会でも

 

銃規制をかけるかどうかで

 

喧々諤々になるんですけど

 

私の考えは ↑で 書いた通り 

やめるべき だとしか 思わないですね(爆)

 

で、

 

まず 銃擁護論の 筆頭に挙げられる理窟の一つが

 

憲法で 守られた権利。アメリカは自由と権利の国

 

とか言うセオリーなんですけど

 

銃擁護派が掲げる

 

憲法付帯事項に記載されている自衛権

 

これの どこを読んでも

を持つ権利や自由があるとは 書いてないんですね。それを拡大解釈して 「銃」だ

と言いたいとしても

 

この条項は 250年近く前に作ってるんですね。

当時、イギリス、カナダ、フランスにスペインやメキシコと戦争状態にあった アメリカ

地元のインディアンとの争いもあった アメリカにおいて

 

ヨーロッパからの移住者は

広大な新天地で

中央政府から いちいち 軍や警察を 呼んで助けて貰えないから

 

「自衛権」

 

と言う事が 認められたんですけど

 

 

今の アメリカ社会は

 

戦場

 

ではないんですね (トランプとか 内戦煽ってますけど(爆)

 

 

だから こんな 古い戦時下で 付帯的に作った憲法の一条項を 

今だに振り回すのは 時代錯誤なんですね。

日本だって 戦時下の防空警報とか 隣組制度なんか とっくに 止めてると思いますけど

アメリカは それより古い 法律を引きずってるんですね。日本で言うと 参勤交代を

まだ やってるか? みたいなもんですね。

 

 

次に 良く云われるのが

 

銃が悪いんじゃない

人が悪いんだ

だから 銃を取り締まるべきじゃない

それは 問題解決にならない

 

と言う 論理ですけど

 

確かに 銃を机に置いておいたり

物置に置いておいたら

そこから銃が勝手に独り歩きして 學校やスーパーに行って発砲しません。

やるのは 人です

 

で、こう言う事をやる人は

精神に問題抱えてる事が多いんですが

精神的な問題を抱えてる人を 徹底して コントロールする事は 出来ません

特に 過去に犯罪歴がない人の場合は 行動の監視や制限が出来ないわけで

 

すなわち 事故の未然防止はほぼ 不可で

(殺人)事件起こしてから 対処に当る事になります

 

で その際も

他国のように ナイフとか使った場合に比べて

銃犯罪は、一つ辺りの事件で 出る 死傷者の数が、比べ物にならないほ多いんですね。

 

此の辺 一々挙げませんけど ジャカスカ 統計が出てます。

 

だからこそ 銃が 野放しになって

 

各家庭に何丁もある

 

と言う状態に

規制をかけるべきなんですね

 

それを言うと 

 

じゃあ ナイフも取り上げるべきなのに 取り上げないじゃないか

 

系の反論が 出るんですけど

 

ナイフは 生活に必要(台所の包丁とか)なので 取り上げるわけにいかないのは

常識で考えたらわかるわけで

これが 各家庭にあるのは止むを得ないでしょう

 

 

それと 似た理論で

 

フランスみたいに アメリカより銃規制が厳しい国でも

ニースとかで起きた テロ事件見て見ろよ

車に乗った犯人が 何人もの人を 短時間でひき殺したじゃんか。

だから、銃だけが 短時間で 大量殺戮を起こすわけじゃない

でも 車は取りあげないじゃないか

 

と言う 意見もちらほら 出ます。

 

でも、これも 包丁と一緒で

車も 使い様によっては 凶器になるけれど それ以前の問題として

生活必需品なので 取り上げるわけにいかないのは 常識で考えたら判る事

それと、銃を同列にあげるのは 屁理屈ですね。

 

だったら?

ハイジャックテロとか 911みたいなケースもあるから

飛行機も飛ばすな って言うのか?

 

って言う事ですね

 

常識で考えればわかる事に わざと 食い下がって 屁理屈を垂れる(爆)

誰得なのか?

 

特に 車は アメリカでは

キャベツ一個買うにも 車がないと にっちもさっちもいかない社会だから

車無しの生活は成り立たない。だから 車使用者(大半のアメリカ人)を 

銃擁護に 抱き込もうと こんな詭弁を流すんですが

 

車やナイフと違って

銃は無くても

買い物に行けるし

医者にも行けるし

台所で料理だって作れるわけで

 

バカな事を言うな

 

って言う話しですけど(爆)

 

他にも

 

自衛権と言う事を 持ち出す

夜中に泥棒が入ったら どうするんだ

 

警察呼べばよいし(間に合わないというけれど、その万が一のために 置いてる銃で

別件で 人が死んでる率の方が 遥かに高いわけですね)

 

しかも

銃規制をかければ 泥棒が 銃を持つ 率も

将来の社会においては ゆくゆく

うんと下がっていくはずなんですね

 

もちろん

今 すでに アメリカは 総人口を思い切り上回る数の 銃が各家庭に出回ってますから

これが 20年後、50年後も 使われる可能性はあるわけで

 

当分は 銃規制かけても 犯罪者が 銃を使うでしょうから

銃を正直に諦めた人間だけが 損だ

文句ブー垂れるでしょうけど 警察とかだけが 銃持ってるような 普通の社会に

一歩ずつでも 戻すしかないわけで

 

いつか 銃規制を始めないと 銃を持つ人間の数がいっこうに減らないんですね。

結果、抑制どころか 犯罪と被害者が 増える一方です。

 

じゃあ 泥棒に入られた家の人は当分は 殺されても良いの?

 

と言うでしょうけど

では、その 弊害で スーパーや学校で 毎日人が殺されるのは 良いのか?

と聞かれたら どう答えるんだと

どの道、犠牲を出す可能性があるなら、ちょっとでも将来性のある方向へ 調整していくしかないと思うんですけどね

 

しかも

 

軍隊でもない 一般人が

銃を使って どれだけ自衛できると思ってるのか

 

ところが 残念ながら

 

これから 戦争になるでしょうから

 

政府の弾圧や外敵の侵略に備えて 市民も さらに銃を持て

 

と言う風潮が、広まると思いますけど

 

 

一般人でも 簡単に 政府権力や 外敵を ひっくり返せるなら

軍隊とか要らないわけで

 

ほとんど 使い物にならないでしょう

 

それよりも

 

銃が家にある事で

 

子供が 間違って 暴発させて死んだり

カッとなった挙句 ただの 痴話げんかで終わるはずだった 夫婦喧嘩が 殺人事件になったり

自殺を 助長したり

 

家に銃があるから

それを発作的に掴んで

近所の スーパーや學校でぶっ放す人が 後を絶たないんですね

 

これら 家に銃が無ければ

死なずに済んだ ケースが大半でしょう。

たん瘤の一つも出来て 後で笑い話で終わる事が

大惨事になってしまう

 

さらに

 

最近は ネット等で 変な陰謀説とかが大流行りなので

誤報を鵜呑みに、無実の人を逆恨みかした人間が

 

特定の職業、宗教、人種を 銃で 襲って殺害しようとする。

 

こんな悲劇も起きるわけですね。

 

 

特に

 

この10ー20年の間に、出て来た危険な傾向として

學校を含む 公共の場で起きる ライフル銃による 大量殺戮があります。

 

スーパーや映画館はもちろん

大學や 小学校まで

ほぼ 毎週、銃撃事件が起きて 死傷者を出している。

 

これらは、ランダムに発作的に精神病の人が 起こす事もあれば

恨みを持ってる人が ターゲットを絞って やるケースもあるんですが

 

いずれにしても 銃が無ければ

被害が 小さかったであろう と言う事件ばかりです

 

それが証拠に

 

戦闘地域ではない 普通の市街で 

先進国中で

アメリカにおける 1事件辺りの 死傷者は

他国より 圧倒的に多いんですね

 

で、↑で言った

特に この10-20年の間に その傾向が 激化しているんですが それは

 

何故か?

 

と言うと、、、

最近 アメリカで バカ売れする銃の中に

 

AR15をはじめとする 戦闘用ライフルがあるから なんですね

 

映画「ランボー」とかで スタローンが 抱えて 連射してるような銃

 

あれを アメリカは 一般人が買って、自宅に置いて

場合によっては 普通の街中で 使って良い

事になってるんですね

 

そんな事を許す社会が アメリカ以外の どこの国にあるんだ?って言う(爆)

 

 

これ言うと

 

日本だって ヤクザとかが 銃撃事件起こして 人が死んでるやんか

 

と言うでしょうけど

 

それでも

 

一般人が 銃を持たないから

 

アメリカに比べて 日本やイタリアでは

 

銃撃事件や それによる死傷者の数が

比べ物にならないくらい 少ないんですね。

 

だから

 

悪い奴が持ってるなら

俺らも持つんだ。自衛になる。

 

と一般人が持ったら、

 

 

悪い奴が 容易に犯罪を起こせる率が上がり

一般人までが 悪い奴の仲間入りしたり 

自衛どころか間違った事故で

 

大量に死ぬ

 

そう言う結果しか出てないんですね

 

それでも

 

統計を無視して

 

 

銃が必要

銃は悪くない

 

と 言い張るアメリカ人が 多いんですが

 

これは

 

何が何でも トランプは悪くない

 

と言い張るカルト信者同様に

 

洗脳状態としか 言いようがないですね

 

 

では

 

 

洗脳してるのは 誰か?

 

というと

 

ずばり

 

銃を作ってるメーカーとか

売ってる業者です

 

 

アメリカには

 

開拓時代から

 

銃作って売ってる企業 何社かあります

 

坂本龍馬が 使ったとされる銃とかも

アメリカの Sウェッソン社製ですけど

 

この老舗だって今も健在で

 

護身用から 狩り、スポーツ射撃に至るまで

あらゆる銃を提供してる大手です。(別に ここ一社じゃないですが)

 

で、ずっと↑みたいに 数世紀 商売を続けて来たんですが、、

 

第二次大戦時に

 

普通の銃より 殺傷能力の高い ライフルが 発明されます

 

もちろん

戦場用専門で、一般社会で 使う物じゃなかったんですけど(出発点は)

 

ソ連製の ライフルに対抗するために 作られたんですが

第二次大戦の最末期に出てきたので

 

実際に広く使われたのは

朝鮮戦争と ベトナム戦に於いてなんですけど

 

 

普通の銃とAR型ライフルの違いって言うのは

 

弾自体の大きさは、そんなに変わらないか むしろ小さいくらいなんだけど

銃口から出ると ARは 非常に不安定な動きをするんですね

 

真っすぐじゃなくて

ジグザグに近い動きをする

 

それが 何故 殺傷能力を上げるのか?

 

というと

 

↓の模型写真とか見ると よく解るんですけど

 

一般的な小さめの弾が 飛んでくると、、↓

 

 

image

 

 

同じ大きさの弾でも普通の銃のように

真っすぐ飛んで 人体を貫通すると 

弾の大きさの分だけ 身体を損傷して 場合によっては 貫通して出て行くんですが

 

ARの場合は、

同じ大きさの弾が これも 

 

大きな目で見ると 真っすぐ進むんですが、

大筋でまっすぐ って言う軌道を守りながらも 

 

 ジグザグ運動しながら進むので、、

 

こうなるんですね↓

 

image

 

 

上下にブレながら 進むので

 

弾の直径より 遥かに大きいブレた範囲全部にダメージが起きる。

image

 

 

なので、貫通し終わる頃には 

弾の大きさからは 想像つかないくらい 大きな ダメージを与えて

死亡率が上がる

image

 

と言う事なんですね

 

これ 戦争用なら それで 或る意味 当然なんですが

 

こんな物を なぜ 市街で 戦争でもないのに 持ち歩く必要があるんだ?

 

って言う。。

 

売るのは自由だ

客の選択の幅を広げるだけだ。

嫌なら 客が買わなきゃ良い

 

ってなもんでしょうけど

 

 

ここ10ー20年の間に

 

AR15タイプの銃の販売が 可能になったせいで

事件に使われる銃の大半が

普通の拳銃からAR型に 以降して 以前より多くの死傷者を出してるんですね

 

↓、アメリカで 無数に起きてる 銃撃事件の

ほんの一部ですけど

 

2012年以降に 起きた 

 

割と大きめの銃犯罪で 使われた 銃の種類。

その中で

 

オレンジで ハイライトかけたのは みな AR15使用したケースです。

いかに 多いかが 判ると思います。 半数以上が AR15使用。

やっぱり 殺傷能力が高いから 犯罪に好んで 利用されるんですね

 

なので、こんな所で

 

売る自由

 

振り回すのは、無責任ですね

 

image

 

しかも この10年、その被害が 學校にも広がっていて

10代、あるいはそれ以下の子供が あちこちで犠牲になっている

 

これでも 規制かけないのは どういう了見かなと 思いますけど

 

金のために 理屈つけて

野放しなんですね

 

 

その理窟の代表的な物に

 

そもそも 市販の

AR15は 軍隊用じゃない

 

と言う物があるんですけど

 

これは

 

引金等を 民間人が使いやすい様に 一部改良してあるから

もう 軍事用じゃない

 

と言う詭弁

 

殺傷能力その物は 戦闘用その物なんですね

 

それを 誰にでも 使えるようにしたから

市街用だと 言ってるわけです

 

言ってみれば 余計危ないわけで

 

「軍事用」じゃないから 市街で売ってオッケー」

 

と言う理窟は気がふれてるとしか 思えないですし

 

ちなみに こんなもん 狩りにも使えない

戦争用オンリーですから 買ったら 市街で使うしかないんですね(爆)

 

なんで 人殺しの道具を 戦争もやってない 一般社会で 持ち歩く許可を出すのか

 

なんで

こんな ライフルが 一般に出回るようになったか

 

と言うと

 

2000年代の始めに 共和党が

規制緩和に乗り出したから なんですね

 

それは 既に

 

各家庭に 一丁以上普通の ピストルが行き渡って

狩に使う 猟銃も 持ちたい人は みんな持っていて

しかも ベトナム戦争も終わってしまって

 

銃業者

業績不振だったんですね

 

だから

 

ランボーとかが 映画で使って

滅多打ちしてる 機関銃は カッコイイ

 

って言う 流行を作って 戦闘用の銃を

一般家庭に売りたいと

そのためには 今 かかってる 規制を緩和して欲しいと

 

ロビー活動に出たんですね。これに 共和党が応じたと

 

 

で 議会に 銃規制を緩和させる

一方で 業者は

 

AR15 カッコイイ

一丁は 持たなきゃ 男がすたるぜ

 

みたいな 広告をバンバン流した

 

車で言うと

 

別に ホンダや日産でも 充分走るんだけど

 

ムスタングとか コルベットとかの方が

無駄に馬力があって カッコイイぜ

 

みたいな感じですね

 

これ↑ 私が言ってるんじゃなくて

銃協会とか 当時の議員に インタビューした 記事とか 読んだら

そう書いてあります

 

おかげで

 

銃業界

ぼろ儲け出来てるんですね

 

ARを一般に売り出してから 最初の5年だけでも

儲けが 約6倍に跳ね上がってるんですね。

今や もっと 飛ぶように売れてますから どれだけ 儲けてるか

 

image

だから

 

憲法だの

悪い奴が持ってるから 自衛のためだの

権利だの

 

って言う 市民は 洗脳されてるだけで

実際は

 

銃作ってる業者と

その関係者が 儲けるために 利用されてる感あるでしょうね

 

で、その犠牲に

最近は 学童まで 巻き込まれてるわけですね。

 

これ

 

タバコなんかと一緒で

吸うと 肺がんになる可能性が上がるけど

タバコ産業が 儲からないと困るから 売り続ける。

お陰で 吸わない人まで 迷惑する

 

みたいなのと基本 同じ構造ですね

 

でも タバコの場合は

なんとか 規制をかける事に 成功した。

 

なぜか? 

 

モラルに訴えたんじゃなくて 金で 解決したんですね

 

タバコ産業を

他の業者に 吸収合併させて

それなりに 食っていけるような道を拵えたから なんですね

 

例えば 食品会社なんかに 沢山 合併されてますけど

 

銃製造業は どうして これが できないか?

例えば、食品とか建築業には 転用しにくいんですね

 

いやいや

軍事産業があるじゃないか

そもそも AR15だって 軍事用だったんだから

古巣に戻れば良いじゃん

 

となりそうですが、、

 

軍事用と 一般個人用のファッション的な商品で売るのとでは

一丁辺りの 利益マージンが 全然違うんですね

 

軍隊用で 同じライフルを売っても

買い手が お国ですから

 

必要最低限の値をつけられて 業者は薄利多売になってしまうんですね

 

このからくりは

 

国の仕事とかを 委託されてる民間業者に 勤めてる人とか すぐわかると思うんですが

 

国は 毎年割り当てられた予算の中で

プロジェクトを民間委託する際

 

どの業者が 最安値で 仕事を引き受けてくれるか?必死で探すわけですよね

 

なので 例え、今年度 いい仕事をした 委託業者があっても

次年度、さらに安値で 同じ仕事を請け負うと言う 他者の 申し出があったら

契約あっさり打ち切って 更新ならず=薄利の仕事さえ 失う。

 

ライフルもそれと一緒で 軍事オンリーにすると

 

複数ある銃製造各社とも

ほんとに、薄利多売の商いで 競う事になるんですね。

 

 

ところが

 

民間人に 趣味として

ファッション的に 同じ ARライフルを 売ると

ベラボーに 利率が上がる

 

だから やめられないんですね

 

しかも 儲かったら 政治家に 献金するので

政治家も

 

銃規制は オカシイと思う

アメリカで 犯罪率が上ってるのは

銃ではなく 他に原因があるはずだ。例えば移民とかがそうだ(銃犯罪を起こす大半は アメリカ市民の白人男性)

こんな事で アメリカ憲法で保証された権利をはく奪してはならない

 

とか、しらばくれて 取り合わないんですね

 

実は

 

あのトランプ

 

これが 意外にも かつて

 

「銃自体を アメリカ人が持つのは 自由だけど

何で、AR15みたいな 戦闘用ライフルを一般市民が スーパーとか学校に持ち込めることを

許すんだ?

そりゃ おかしいだろう」

 

と言う発言を出してるんですね

 

普通の理窟で考えたら そうですよね

で この人 子供みたいな 発想する人ですから

素朴に 疑問に思った事を 言ったわけですね

 

そしたら

取り巻きから

 

そんな事したら あなたの 熱心な支持者は カルトみたいに 銃信奉してるんだから

票を失いますよ」

 

と たしなめられて

 

しかも ロシアも 全米ライフル協会に大量に金を流してるので

 

ああ、そういう事か」

 

と それ以後

 

狂信的に 銃を 推す発言ばかり出すようになってしまったんですね

これ ポピュリスト政治の典型ですけど

 

大衆に迎合して

結局 市民のためにならない事ばかり 推す

 

その方が 楽なんですね

 

ところで

 

銃撃事件、、 起きる度に どれも 悲惨なんですけど

銃プラス、各事件には それぞれの 動機とか状況があるので

 

さらに、複雑で余分な問題を生む事も多々あるんですね。

 

ついこの間も

 

學校で 銃撃事件があったばかりなんですけど

 

これは

 

トランスジェンダーの元男性(今女性)が かつて 自分が通っていた

キリスト教系の小學校に 計画的に戻ってきて 発砲した。

まだ 詳しい事は解ってないんですが

 

キリスト教保守派って 同性愛とか トランスジェンダーとか 有色人種には

偏見ある事が多くて

白人の ストレートしか 認めないみたいな 傾向も強いので

この人も 学校時代、もしかしたら 生徒とか先生に 辛く当たられたんじゃないかと?

だからと言って こんな犯行許されるわけじゃないですが

 

今回、殺された人6人。

内、教員関連(大人)3人、これ全部60歳前後なんですね。

で、犯人は 今から 20年位前に この学校に 2年間在籍してたんですね(日本で 言う 小学校3,4年)

だから 今 60歳って言うと 当時も40歳前後で ここに務めてた 可能性あると思いますね

しかも 狙った教室が 3年生のクラス。(自分が通ってた学年)

そして 殺された子供の1人は、牧師の家の子供なんですね

(詳しい情報はまだ 入ってないので 判らないですが 、キリスト教保守派に 反感持ってたんじゃないかと)

 

実は 犯行直前 幼馴染的な

知合いに

 

「自分は これから 一杯(動機の)証拠を残して死ぬ。自分の犯行を観たら 動機が判ると思う。

で 犯行後自殺するつもりだから もう この世では あなたとも お別れだ」

 

と言うようなメッセージを送ってるんですね

 

なので、知り合いが慌てて 自殺110番とか 警察に通報したんですが

時すでに遅し。

 

犯行の数分前に 連絡してきたし

そのせいで 町の警察も 忙しかったんでしょうけど

 

知合いが 電話してから

取り次いで貰えるまで 自殺110番も 相当待たされたし

警察に至っては 事情を 聞きに来たのが

 

なんと 6時間後だったと

 

一方

今回の事件、現場には 警察が すぐ駆けつけていて

犯人が発砲開始してから 3分後 學校が警察に通報したら

 

犯行開始から 僅か15分後には 犯人 警察に射殺されたんですね

 

それでも、大人3,子供3が 亡くなったんですが

 

これ 少数精鋭 (一クラス10人足らず)おそらく白人多数の 郊外の 

綺麗な 私立のキリスト教系の学校だったと思いますけど だから 対応早かったんじゃないかと

 

 

実は 昨年 やっぱり 小学校で 銃撃があったんですが

こちらは、もっと場末で

メキシコ移民の多い 公立小学校で

この時は、銃撃の通報を受けた 警察が、一応来たんですが

學校に到着後、何故か、一時間以上 何もしなかった(警察が)

 

犯人に 一時間以上も 好き放題撃たせてから 踏み込んだ

 

おかげで 20人以上 死んだ

 

これ 人種差別だったのか?

 

と言う 批判も出たんですが

 

今回は

 

被害者が キリスト教徒で

加害者が トランスジェンダーだった事で

 

銃撃事件があるたびに 批判される保守派が

 

ここぞとばかりに

 

だから 民主党ら過激左派みたいに、オカマを 擁護すると ロクな事にならんのだ!

奴らはキリスト教への脅威だ! 

 

煽る ネットの一般人や 共和党議員も出て

銃問題に加えて さらに アメリカ社会を分断破壊しようと 言う 勢いですね。

 

で、今回の例は

 

 珍しく トランスジェンダーが犯人だったみたいですけど

 

過去のデーターから見ると(将来は解らんですが)

銃犯罪起こす犯人は、移民やホモではなく(こっちが犠牲者の事が多い)

9割以上、ほぼ、ストレートの白人男性 なんですね

 

しかも さっき言ったように

 

人が大量に殺されるケースでは

AR15使用が多いんですね。

 

なので

 

白人男性と AR15

 

これを 何とかしないと

銃による犯罪と被害者は 減らないでしょう

 

と言っても

 

白人男性のメンタルのサポートどうするんだ?

 

これは コントロール難しいと思うんですね

 

白人男性だけ 監視したり 銃を売らないとしたら

それこそ 差別だ となるだろうから 基本何もできないわけです。

 

だったら

銃の側に 規制をかけて 誰であっても

入手しにくい環境を作るしかないでしょうね。

 

 

もちろん、それを言うと

 

何とかの権利

 

と言う主張するでしょうけど

 

 

今回の學校で起きた銃の被害者見ても

 

10歳以下の子供ばかりなんですね。

 

最近のアメリカの子供の死亡原因のトップは 銃なんですね

 

親が買った銃を 自宅でいじって 誤発砲って言うのもあるけど

↑みたいに 學校での 乱射事件の被害者が

 

あっちで 20人

こっちで 10人

今日も 3人

明日も7人と

 

後を絶たないので、子供の死亡原因のトップが 銃だと

 

 

で、これに対しても

 

子供の死因のトップは 銃じゃない

民主党は 統計の見方を捻じ曲げている

 

とか言う 意見が時々 出るんですけど

 

何処の国でも

戦争やってない状態なら

 

子供の死亡原因は

 

病気とか交通事故等 不可抗力の物が トップに上がるんですね。

 

で 銃による死亡なんて 統計のはるか底の方にあるとか、統計に出てこないくらい低い%なんですね

 

ところが アメリカは 子供の死因のトップに、間違いなく銃による物が 挙がってるので

 

「民主党は、この年齢層と あの時期だけを 算出して 銃をトップにしてるけど

そういう切り取り方をせずに、この年齢層で区切って、この地域とあの時期で計算したら

子供の死因のトップは癌であって 銃は二位だ」

 

みたいな 言い合いになるわけで、、

 

銃関連の死因が トップ争いに 僅差で食い込んで

見方を変えないと 一位と二位の 区別がつかない

 

って言う事自体が、もう異常なんですね

 

 

と言う訳で

これだけ 原因がはっきりしていて

規制かける以外ないと方向が 決まってても

金のせいで

理窟つけて 絶対に やめないのが アメリカです。

 

なので 今も

 

銃規制をかけるように 議会によびかける バイデンの 

ちょっとした言葉尻を捕まえて

別の イチャモンをつけたりして

 

話の本筋を わざと はぐらかしてるだけなので(政治家も銃製造業も 市民も)

 

銃は 今後も、ますます アメリカに溢れて行くでしょう

 

で、業者は まだまだ 儲かる、儲けたいと思うので それも 理解できます。

しかも、彼らは 裕福なので 防弾設備の整った環境から

 

市民が 撃ち合いして 死ぬを見てるだけですけど

 

我々 一般市民は、愚かにも そんな業者を支えてしまう事で

どれだけの犠牲を払っているか。

 

 

銃を持つ権利と自由がアメリカの気風

 

と言うけれど

 

そのせいで 大勢死んでるわけで

 

特に學校へ通う子供とか

それを毎日送り出す親

 

この親とか子供には

安全に 日常生活を送って

好きな時に 好きな場所で遊ぶ自由とか

寿命を全うする 権利は 無いのか?

 

と思うんですけど

 

彼らの自由や権利も、憲法で 保証されてるはずですが

どうして こちらは踏みにじられるんだ

 

一部の人間が

 

金欲しさに、

大昔に出来た憲法の付帯事項にしがみついて

憲法その物の 大きな骨子を ないがしろにしている。

 

しかも 自衛権=銃とは 書いてないわけで

 

これ 将来

 

原発作ってる業者が マイクロ水爆とか 作って

 

自衛を理由に持ち歩く権利をうたって、

大量に市販したら?

 

みんな 小型原爆や水爆を 弁当箱みたいに 持ち歩くのか?(爆)

何の安全策、犯罪抑止になるんだ

 

あっちこちで

ミニキノコ雲とか出して 共倒れになる 権利とか 主張するのか

 

って言う 話ですね

 

これ聞くと、あり得ない極論を言うバカだと 思うでしょうけど

今、銃擁護派が やってる事は、基本それと 一緒ですからね

これだって 冷静にまともな社会から見たら 極端に危険で愚かな状態ですからね