大騒ぎには値しない事

 

アメリカは トランプの起訴の話しで 持ち切りですけれど
 
今回の事は 何度も言ったように (まだ 明らかになってない 訴状30以上あるんですけど)
 
どうせ 大した結果にはならないですから ちと大騒ぎし過ぎですね
 
 
これは 単に
 
アメリカ市民が トランプが犯した 数々の犯罪行為の
 
たった一つに
 
有罪判決を出した (しかも 小さな案件だと)
 
これ、
法治国家として ごく当たり前のことで、これも 以前言った様に
これでも遅すぎるくらいですね。トランプは 金と権力で 自分への裁きを逃げすぎた感がありますからね、
 
それに対して
 
政治的な理由で 無実のトランプを貶めて 次の大統領選に出させないためだ
 
トランプ本人とか 共和党が 喚き散らして
 
その尻馬に、司法制度を理解出来ない人が乗ってしまってる
 
これが 大騒ぎのからくりで
 
非常に 残念な事だと思いますね。
 
 
まず
 
事実として
 
トランプに関する 法的な問題
 
過去のブログに トランプは 大小で 3000件くらいの訴訟あるいは 訴訟になりうる
案件を抱えている
 
と書きましたが
 
正確には ↓ 実際に訴訟になってる物だけで
 
 
約 3500の 訴訟を 抱えてるんですね
(実は かなりいろいろ 資料読んでるんですけど ここに載せきれないし
独り言ブログなので 大半は 省略します)
 
うち 凡そ半分の 1450件が トランプが 訴えられる側=被告だと
 
で その内 169件が 連邦法に抵触する物
 
100件が 脱税等 税法に抵触する物
 
等々

 

 

 

 

で、今 問題になってる ニューヨーク州は

 

かつて トランプが暮していた場所なので

 

そこで トランプの保持する企業(不動産屋)が 

過去大量の 脱税その他 違法行為を働いてるので

 

当然 その管轄の ニューヨークで 多くの訴訟が起きるんですね

 

 

だから 巷で言うような

 

 

ニューヨーク州が 民主党支持派の多い州だから

意図的に トランプを 攻撃してるわけでも 何でもないんだと

 

これ もしも トランプが 昔から フロリダで 商売やってたら

当然 今 訴訟の場所はフロリダだったでしょうし

フロリダなら みんな トランプを崇拝してるので 裁判起きてないかもしれない

あるいは 起きても、それこそ トランプの任命した 地方判事が居て

機密文書の件みたいに 握りつぶせたかもしれない

 

そしたら トランプ派は 満足でしょうけど

 

でも

 

それは 果たして 民主主義と言えるのか?

 

それこそ

独裁制だと思いますけど

 

現実に起こってない話は これ以上しても しょうがないので

 

実際に

 

ニューヨークで起きてる事に 話を戻すと

 

解ってるだけで

 

トランプと その成人した子供3人

が やってる トランプの会社で

 

過去30年+の間に

 

少なくとも

 

200ミリオン相当 金を誤魔化してると

 

 

で その内の ほんの一件

 

1.6ミリオンの 税金誤魔化し

 

これも 今 調べられてるんですけど

 

これに対しても  例の女優の件と 含めて

 

トランプや息子は

 

魔女狩りだ。判事は メキシコ系だ(白人の自分らは 虐められる、偏った判断される)

 

他の裁判官も ソロスやバイデンが 選んだ判事や検事だ

 

と 嘘800並べてますけど

 

 

 
 
今回の
 
 
ポルノ女優への口止め料の件と併せて
 
 
どの判事検事も バイデンやソロスの意志で 選んでません(爆)
アメリカは制度上 そんな事出来ないんですね
 
唯一 それに近い事をやったのは トランプ自身で
 
トランプは 2017年3月、大統領になるやすぐ
ニューヨーク州の有名な検事が自分の ビジネスを調べてるのを見て
解任。さらに フロリダの連邦裁に自分の支持者で ほとんど未経験の  弁護士を任命等
かなり無茶をやって 全米史上 最多の地方裁判所への 口出しをやってます。なので
今 アメリカの司法は かなり崖っぷちです
 
 
と言うわけで
 
今の時点で トランプ以外に
そんな 無茶をやる人はいないので
 
アメリカの司法制度は
 
時の大統領は もちろん ましてや 寄付する一人の金持ちの采配で 左右されないんですね。
 
ところが
 
国民の半数以上が、そんな簡単な事が 判らないんですね
 
しかも
 
アメリカの連邦政府の機関は
州レベルの 司法には 口だししないのが 原則で
 
だから 今も バイデンは
 
 
ニューヨークの起訴の件に 何のコメントも出してないんですね
 
むしろ 下院の共和党が
 
ニューヨーク裁判所の検事に
 
「トランプ様をいじめるな」
 
とか 手紙送って 呼びだしを かけるのが 異常なんですね
 
司法の崩壊、独裁制への走りだと思います
 
 
なのに
 
みんなで トランプを助けよう
 
と テレビでも 番組によっては
 
 
ライフル銃を持て
 
とか
 
トランプに献金しろ
 
と 呼び掛けて
 
 
Tシャツプレゼントするから 50ドル以上払えとかやったら
一晩で 4ミリオン 集まったと
 
 
と言う事は単純計算ですけど
この報告が正しいなら
 
800万人くらいが シャツ買った事になる(一人50ドルの寄付と想定した場合。実際は 一人で もっと金払ってる人も多いかもしれないので こんな計算しても ほぼ無意味ですが)
 
 
怖ろしいなと思いますね(爆)
 
 
だから アメリカは滅びたんだなと思います
 
 
トランプは
 
俺はプーチン、習近平、金正恩と 良い仲間だし 尊敬してる
 
と自分でも ラジオとかで 言ってますし
 
アメリカ 次は 独裁国家に転落でしょうけど
 
 
今回の事で 一番誤解されてる
 
陪審員制の事も ちらっと言うと
 
 
ニューヨークの場合だと
(これ 州によって 多少は 違いが ありますけど)
 
23人の ニューヨーク在住の 一般市民を 
ランダムに選出してるんですね
 
で 市民の定義 ですけど
 
 
これは アメリカの選挙投票に 登録してる とか 運転免許所を持ってる市民(グリンカード保持者とかはダメ)
 
 
ここに ランダムに 
 
 
陪審員やってください
 
と 打診して
 
OKが出たら
 
その後 OKを出した人の中から
 
23人選ぶ
 
 
今回は
 
その半数以上が
 
 
トランプは有罪
 
と 判断したんですね
 
 
ソロスもバイデンも 検事も 何も関係ない(爆)
 
一般市民の判断なんですね
 
で トランプとかなら おそらく
 
この市民の素性を明らかにせい
 
とか 滅茶苦茶な事を言うでしょうけど
 
そんな事をしたら
 
脅されて 殺される可能性があるので
 
匿名性でやるのが 通常で
 
そうでないと 正直な判断下せないわけですよね
 
 
 
この 陪審員が 判決(評決)を出すにあたって
これまで 何か月も
 
トランプ側の弁護士と 検察が 双方の
証拠とか証人を出して 法廷で 検証を行ったわけで
 
 
これに関しても 平等な環境だったはずで
トランプが 不利だった事はありません。
 
もちろん検察は 被告のトランプに不利な
元トランプの顧問弁護士の証言とか
ポルノ女優の 証言を持ってくるでしょうけど
 
それは 被告側には 当然の話しで
何も トランプだけを いじめてるわけではない
当たり前の裁判の過程だし
 
トランプなんか
金で 良い弁護士 大勢雇えるわけで
自分だって 自分に有利な弁護を展開して貰って
証人も
最後の最後まで
評決を遅らせてまで 送りんこんで
それも 認めて貰って
 
その末に出た判決が
 
有罪
 
だったわけで
 
何が
政治的に偏った 魔女狩りだったのか?
 
普通に考えたら こんな事 言えないはずですけど
 
それを平気で言うと
それに 大勢の人が 乗ってしまう
 
トランプの息子とかも
当人と一緒に
 
アメリカはもう 三等国に成り下がった
オオマイガー
 
とかやってますけど
 
3500件の 訴訟の
一件に 何年もかかって やっと 判決でた
 
って言う時点で
 
民主主義の健全性が オオマイガー
 
なわけで
 
しかも
 
今後 アメリカは 法治国家ですから
 
 
トランプは これを 法廷闘争に持ち込むでしょう。
 
その結果、
 
基本的には
 
 
トランプが勝つ可能性の方が まだまだ 高いわけです
 
 
なぜか?
 
 
トランプは
 
ポルノ女優に 不倫の事で口留め料払った
 
証拠は挙がってるんですが
 
否定してる
 
女優
(これ 正確には 2人居るんですけど、今 ニュースでは 一人だけが スポットライト当たってる。
つまり トランプ 女に だらしなくて しょっちゅう こんな事やってたんですね)
 
とにかく 2人とも
 
トランプと関係があったと認めてて
 
口止め料貰った事も 認めてる
 
(いや 違う 嘘だとか ネットでは 出回っても 裁判所に出す 正式な コメントでは
双方 認めてる)
 
ただ 実際に 支払いをやったのは トランプ自身ではなくて
当時のトランプの顧問弁護士だったと
 
だから トランプは 無実だとしてるですね。
 
で、帳簿を見ると
 
顧問弁護士の口座から 小切手が切られて
 
女優1には 直接
女優2には 女優が契約してる 出版社って言うかタブロイド新聞社
ここも 絡んだ状態で 金が 渡ってる
 
それぞれ
 
日本円で 1500万前後
 
 
1は そのまま 金貰ったから 黙ってるつもりだったけど、それ以降も トランプから 脅迫が続いたので
怖くなって 表に訴えた
 
2は トランプとの関係を 後に新聞記事や本にして出版する お誘いが来た場合、、
女優が 金儲けしたくて そのお誘いを受けたりしたら 困るので
トランプと懇意の出版社が その女優の将来に渡る 出版権利の一切を握って
女優当人には出版権がない=つまり 言いたい事があっても 言えない。場合によっては 嘘でないと 出版等できない
 
と言う 契約を結んだんですね
 
 
トランプ擁護派は
 
これ 弁護士がやった事で トランプと関係無い
 
としてるんですが
 
一介の弁護士が
自分と関係ない女に 2500万―3000万を出すのか?
 
と言う疑問が当然上がる
 
で 弁護士も トランプに頼まれてやったと 証言してる
(ちまたでは この弁護士は 嘘つきです と言ってますが これは トランプの言い分)
 
弁護士と女は 一切個人的な付き合いないし
100歩譲ってあったとしても

なぜ、2015,2016年って言う 年に

 
慌てて 過去の事で 口留め料を払う行為に及んだのか
 
それは 当時大統領選に出ていた トランプの都合だろうと
 
 
しかも
 
この弁護士の口座から出て行った 金
 
あとで きっちり
 
 
トランプが 会社通じて金を振り込んでるんですね
 
これはでっち上げも なにも 帳簿についてる記載ですから
誤魔化せないわけです
 
 
さらに
 
一回で 口留め料と 同額の金を 入金するとバレるので
全額はきっちり支払ったものの
ばれないように
 
何回かに 小分けして
 
それぞれ
 
弁護士顧問料
 
として 入金してるんですね
 
と言う事は 有罪だとわかってる行為だから
ばれないように 小細工までした事がわかって 悪質だと判断される
 
いや違う
これは 帳簿の記載通り、弁護士の顧問料だ
 
と言うなら
 
じゃあ
 
この金に関して
受け取った 弁護士は トランプのために 具体的に どんな仕事をしたんだ
 
と聞かれたら
 
説明できないと
 
用もないのに
クライアントが弁護士に 分割払いで 3000万も払うはずがないし
 

そんな大金

何使ったか 判らないけど とにかく 払った

 

と 言い逃れできないんですね

 
なので 今度は
 
トランプ側は
 
払ったけど
でも 口留め料じゃあない
でも 何の金かは 説明できない
 
と言う 反論ばかり繰り返して
 
最後は
 
「この弁護士が 嘘つき」
 
と言う 証人を 判決を出す 一日前に 送り込んで
 

極右テレビでは

 

 

「口留め料払う事って 違法なわけ? みんな やってるよ」

 

とか 流して トランプを必死で援護したわけです

 

 

 
で、↑らの 証拠をみんな 総合で 聞いて判断した
ニューヨークの市民23人は
 
最終的に
 
 
こりゃ 有罪だろう
選挙法で スキャンダルとされてる口止め料を払うのは違反だ
しかも、それを分かった上で、巧妙に その痕跡を隠す 細工もやって行った
故意で悪質
 
と判断した
 
 
それだけなんですね
 
で これは ニューヨーク州の法律と 選挙法に触れるけれど
 
今の段階で 連邦政府は何も言わないし
 
合衆国憲法では
 
アメリカ人である事が証明されて
子供の頃から人生の大半をアメリカで過ごしていて
今現在35歳以上だったら
 
誰でも 大統領になれる
 
としてるので
 
たとえ 有罪でも
 
 
当人が やる気だと言えば
今の法律で トランプを止める事はできないので
 
 
トランプを2024年に 出馬させないための 妨害だ
 
と言うのも 当てはまらないんですね。
 
しかも
 
これから この件自体が
 
さらなる 裁判になることは ほぼないでしょう
 
せいぜい 罰金払っておしまい
 
トランプが それも 嫌だとして
完全無罪を勝ち取る裁判を起こすなら 起こせますけど
 
再び 有罪になったら トランプが不利なので
 
トランプは この件で 運が悪いと
 
最高で4年?くらいの 実刑になるんですが
 
おそらく それはあり得ないし
 
むしろ トランプの側も さらなる 裁判の継続は望まないでしょうから
 
今後も
 
今までやったように 裁判やるとしても
 
 
出来る限りの妨害をやって
 
裁判を遅らせる戦法に出るでしょう(もし 裁判が続くなら)
 
で、判決を
 
2024年の 11月5日以降に 持ちこせば
 
実質
永久に 逃げ勝ちで トランプの勝ち
 
なわけです
 
世のなか 正義が勝つなんて 思ってたら 大甘の 甘ちゃんなわけで
そんな事 滅多にないので
 
トランプの件も、これまでの経緯で明らかなように
実際に トランプの 逃げきりの可能性の方が うんと高いので
 
 
今週の火曜?
 
に ちょっと騒ぎになるでしょうし
 
最悪は 誰かが 暴れて 銃とか 発砲するかもしれませんけど(極右系のネットとかは 
 
法が守られないなら 暴力に訴えろと 盛んに煽ってます。でも これこそが 1月6日の騒ぎは

トランプ支持者が、大人しい観光客の集まりじゃなくて クーデーター起こす危険な暴徒だった事の 良い証拠ですけどね(爆)

 
とにかく
外が どんな騒ぎになろうとも
 
トランプは その日の内に 釈放されて
おしまい
 
選挙キャンペーンでは
 
自分が被害者だとして
 
大声で喚けば
 
検事が悪い
バイデンが悪いと
 
司法制度を 微塵も理解しない国民が 半分くらいいる国ですから
 
 
独裁制に向かって まっしぐらでしょう
 
 
これを 止めれるのは
 
1:国民が 司法制度をきちんと 理解する事=これは 今からでは 無理でしょう
 
2:1月6日と ジョージア州の選挙結果を 覆そうとした件で また 陪審員が
きちんとした 評決を出せるかどうか=これも かなり 厳しいでしょうけどね
 
 
だから
 
アメリカは 基本的には
 
もう 滅んだ国だと思いますね
 
この点が 誤解であってほしいなと 過去6,7年 祈るような気持ちで 見てきましたけど
 
どうも誤解じゃない気がしますね
 
なので
 
トランプが嫌いな人は はしゃげるのは
 
 
火曜くらいが クライマックスで
 
 
ざまあ
 
と言うかもしれませんが
 
それでおしまいでしょう
 
 
私は 何度も言ってるように
 
政治家に好き嫌いはなくて
 
法に乗っとった事をやってるかどうか
国のため、将来になる事をやってるかどうか
 
それで 判断してるだけなので
 
トランプが違法行為やデマを拡散したら
それは 間違ってると言うし
その片棒を担いだら それも 間違ってると言うけれど
 
必要以上に
 
例えば、(おそらく 出るでしょうけど)
トランプが マグショット(捕まった人が 撮られる写真)とか 撮られたのを
ネットとかで画像を 面白おかしく切り取って 騒ぎたてるような 真似はするつもりはないし
ましてや まだ 起きてない(おそらく未来永劫起きない) トランプが牢獄に入った 合成写真とかで 盛り上がる気も毛頭ないです(一部出回ってますけどね)
 
ただ
 
アメリカって言う法治国家で
 
きちんと 司法制度が機能してるか
 
それに対して 国民が 正しい判断をくだせるか
 
そこだけを 見たいですね(残念ながら それは 無い気がします)
 

で、其れ以外の事は 基本的に感情的な雑音だなと思いますね